XLTとフロロ

バス釣り休止した92年頃はフロロなんて普及してなくて
ナイロンばっかり、選択肢も色と硬めか柔らかめしかない時代だった。
XLTは前作ウルトラマグと比べピーキーで慣れを必要としたが、
それは軽く柔らかめの糸と相性が悪いのも原因だったかも。
XLTは固くて重くごわごわしたフロロと極めて相性がよく、0.285mm以上のフロロだとかなり楽で快適に投げれる。
水吸ってスプールに張り付かないからピッチングでの抜けも良好だし若い頃より衰えた今のテクでもいい感じに使える。
爪立ててほどくバックラも殆ど起きなくなった
世間の評価はフロロで巻物あまり推奨されとらんけどで実際に使ってみて飛距離面でとくに不利なのは理解出来る
でもXLTとの相性だけは抜群なので巻物でもトップウォータープラグでもガンガン使用してる。
同じアンバサダーでもクラシックや80年代前半のパーミングカップはそんなにフロロと相性良くないし
同じスプール設計の321みたいな初代ウルトラマグ系も硬めのナイロンの方が調子がいい。
ただしフロロが有利なのも見える時間帯限定で夜間使用に向いたフロロが既に廃盤だからXLTでも100%フロロ化はしない。
XLTも3個あるスプール一個だけピンクGTR入れて夜のナマズとスイムベイトに合わせる。
ピンクGTRはスピニング向けな柔らかで軽い感じだから
XLTだけじゃなくキャスティングリールそのものに向いてる感じじゃないけど
相性がどうだろうと視認性優先である。
村田のおっさんはフロロかなりクソ味噌に語ってるけど使うべきTPO間違えなきゃフロロかなり有効。
更に言うと太めなら白くなってもナイロンより堪えてくれるしコート剤使えば簡単に白くもならない。
バックラ爪ほどきした時のダメージがナイロンより軽い。
あんまりにも細いフロロでバス釣りって大場所には向いとらんけど一定の太さのフロロは中々優秀でナイロンに固執するより
両方活用した方が得。
ナイロンでもフロロでも一定時間使用したらすぐ交換する主義でキャスティングリールで10時間も使えば問答無用で交換
アンバサダーみたいなキャスティングリール含む両軸リールは糸のダメージがわかり辛く独自のスパン設定してとっかえひっかえで対処している。
因みに初代XLTと初代ウルトラマグのレベルワインド、昔は全く利点感じず整備の手前増える厄介ギミックだったが
シンクロ式の4500cやマトモに機能しない321、一応機能するがセンターからあまり動かないSPRINTよりフロロが白くなりにくいのは間違いなく、今になってフローティングレベルワインドの利点に気付くとは思わなかったw
まあフロロが擦れて白くなるのも交換スパンがわかりやすく、要らん未練が残らないw