振りバランス



手持ちのウォームギア機、どれも前後の重量配分が良く振りバランスが良くてキャスティングが楽。
リーリング中でもきっちり下にウエイトが来るので安定感もよく疲れにくい。
80年代から今世紀初頭の日本メーカーのはこの辺欠けててダイワはマシだったがシマノは結構前のめりになって違和感が常に付きまとった。
Pennはこの重量配分に常に気を使っていて4300ss以外のハイポイド式のモデルでもバラスト付けてでも振りバランスが良くなるように設計、中国製になったコンフリクトでもそこは取りこぼしていない。


往年のインスプールしか知らんけどMitchellも振りバランス良好で

特に8枚ギアは小型機以上に良好で投げるのが実に快適である。

欧米物の名作って呼ばれるスピニングは大抵振りバランスは良い。
シマノは2010年前後からこの点を劇的に改善したようで12アルテグラも快適な振りバランスで中の下の普及機であるにもかかわらず快適なキャストが出来るし疲れてこない。
昔のシマノ、95と98はステラでも振りバランスまるで駄目で前のめり感が強く出てきて6000Hなど疲れてくると竿ごと落としそうな感触までするようになった。
98ステラ4000はPenn440ssよりだいぶ軽く飛距離も伸びたし巻き心地も良好だったが長期戦だとステラの方が疲れてしんどくなった。
振りバランスって決して無視出来るもんじゃなくリールのサイズ、対象魚関係なく重要。
この対応はダイワの方が早くてシマノより10年先んじている。