ベアリングより潤滑油

ブッシングアンバサダーを使うと飛ばないんじゃね?
とか同僚によく言われるがそんな事ない。
90年代前半までならそれも多少はあっただろうけど潤滑油の性能向上で今はあり得ない。


何故なら同世代のcモデルのベアリングの品質もブロンズブッシュと大きな差がないから
軽いアルミフレームにしてもその差は出ない。
これも油脂系の性能向上が大きくかかわっててブロンズブッシュでもしゃんしゃん回るし
9gあれば安定して投げられる。
そしてアンバサダーのcモデル、フレーム同じ、スプール同じだと
同じように9gまでなら安定して投げられるしそれ未満だと急に苦しくなる。
スプールが重いから快適に投げれる限界も似たような感じで
油脂系換えても純正樽ベアリングの加工精度じゃブロンズブッシュを凌駕する回転性能は得られない。
それでも今のシマノの潤滑油の効果は大きくて
同じ個体でも80年代ABU純正オイル使用時より確実に2m程飛距離が伸びている。
キャストの抜けが全然違う。
ブッシングとの差は無くても違いと言うか癖がかなり異なっててシーバスみたいに投げ続ける釣りだと
同じセッティングに出来ず、ブッシングとベアリングで変えなきゃならない。
4500はそうでもないが5500REDは今のセッティング割り出すのに結構な時間掛かっている。
具体的には大ブロックと小ブロック併用しブッシュのフェルトにシマノのオイルで
抜けの良さと細いバックラ防ぐのを両立出来るようになった。

今年に入って爪で解く程のバックラ一度も起こしておらずしかも飛距離も落ちていない。
慣れ親しんでるcモデルだと同じ仕事させる時でも小ブロックだけで済ませられる

初代パーミングカップの脱落防止ブロックと初代ベークライトブロック小の効き具合い殆ど一緒で
クラシック4500cを持ったのは9年前でも工房から使ってた4500CBと同じだから慣れ補正が掛かる。