ベアリング

何故か信仰の対象みたいになってるベアリング、
戦前の欧州は自動車や航空機のエンジンにベアリング多用しているけど合衆国はベアリング避ける傾向があって真鍮ブッシュで代用していたが、
機構が複雑になる、工作時間が掛かる事を嫌った結果らしい。
欧州ではこの真似は厳しく真鍮ブッシュを大量に用意するのは金持ちな合衆国ならではの芸当だったとか…
ABUは真鍮の代わりにリン青銅のブッシュ。
シ
Pennのリールも伝統的に機構が複雑になるのを嫌うしベアリングは多用せず真鍮ブッシュは多用している。
うちにあるPennに真鍮ブッシュがない機種は全くない。
ベアリングは今や消耗品と割り切ってる人もいるけど海水でしか使用せず、日本の高品質ベアリングなんぞ使ってない550ssなんか、
買った時のベアリングのままできちんと手入れしてれば20数年全く異音も無しで普通に使えてるからそういう割り切りは出来ない。
スピンフィッシャーシリーズで一番手入れが必要な箇所はなんだかんだとベアリングで淡水のみのアンバサダーでもやはりベアリングのメンテナンスがめんどくさい。
最初からベアリングのない機種はそれなりに魅力的で帰宅してからが楽だしそうベアリング入りにそう劣らない。
ミッチェル305もドラグ嵌め殺しが無ければ海水でもガンガン使ってる。
ベアリングのメンテはリールから外すのに手が掛かり洗浄に時間も掛かるから最初から付いてない機種は結構魅力的だったりする。