今は樹脂パーツの劣化等の老朽化で引退しているCardinal C-4、
他の個体から部品取りして淡水限定で少しの間だけ復活出来んかと中古市場を確認すると5桁にまで値上がりしているのに驚いた。
塗装も弱くベイルスプリングは信頼性がなくスプールの形状も良くなくライントラブルも同世代のマイコンなんかと変わらない程発生する欠点を持っているのにこんな値段なのはわけが判らない。

ヴィンテージの44なら判るけどコイツはちょっとw

それでも私が期間限定で復活させようと思った理由が440ssと4300ssの重量差が大きい為、
その間を埋めるリールが必要だったからで隙間を埋めるbattle Ⅱ2500を手にいれていれば復活なんぞ考えなかった。

右利きの人が使用するなら明らか44の方が上で飛距離も然程劣らずベイル回りも頑丈でローターブレーキまで付いていて塗装も大阪湾で15年以上使い倒しても綺麗なまま。
塩害対策も同世代のアンバサダーより優れていて名作であるのは端から見ていても判る。

対してC-4は駆動部、ストッパーの頑丈さ、ベイルリターンの感触、フェザリングのしやすさ、ウォームギアのスピニング特有の振りバランスの良さが利点だが
これは44にも全て備わっていてC-4はアウトスプール化して要らん欠点を複数しょい込んでいる。
プリン巻きにならない個体同士なら44の方がライントラブルも少ない。
インスプールのままで捩じ込み式左右両用ハンドルに減速ギアかますだけに止めてくれたら440ssにバトンタッチしなかっただろうし713zに手を出していなかったでしょう。