やはり4300ssの方が優れてる

4桁スピンフィッシャーの中では評判悪い4200ss、シリーズ中実験機的立ち位置にあり
他のサイズに先んじてフェースギア採用していてベベルギアのモデルはない。
先代420ssはインスプールモデルを単にアウトスプール化しただけのウォームギア構造で
4200ssは完全新規設計の構造。
耐久性が無いとかストッパーのバネが外れる事があるとか言われてるけど
ガシラや管釣りで使うぶんにはそんな問題はない。
殆ど意識しないが巻き心地も550ssや440ssより滑らかだしノイズも小さい
そしてライントラブルも3lbの細糸使ってても440ssで8lb使ってる時より少ない程だし
小口径スプールな割に309のクロスワインド仕様より飛距離伸ばしやすい。
そして巻き上げ速度も遅いって感じる事もないから発売前にきちんとフィールドテストやってる感じはする。
だから管釣りや近場のガシラ追うのに何も問題ない。

だけど4桁スピンフィッシャーシリーズには4300ssという傑作機があり
ライントラブルの少なさ、信頼性、良好な巻き心地に加えてリール感度の良さまで備わってて
同じような根魚や管釣りでも4200ss買うより4300ss買った方が良い。
4200ssは糸の寿命が近付いてくるとベイルリターン後にラインローラーに糸が落ちず
ローラーサポートとベイルワイヤの隙間に糸が掛かる事があるけど4300ssにそれはない。
ライントラブルの少なさで勝負したら4300ssの方に軍配上がるしシマノ換算2000番代だから
シーバスとかにも振れる汎用性がある。
メッキ&カマスのプラッギング、バチ抜けシーバスのレギュラー品で3台体制構築する程信頼している。
4200ssがなけりゃ4300ssで済ましてた。
4200ssに辛口評価する人の多くが4300ssを先に持っているケースが多いのも4200ssの不幸でもある。
目の上のたんこぶ4300ssがあるとは言え、用途割り切って使えば世間の評判より良い仕事してくれるし
ドラグもサウンドがショボいだけで効きそのものは優れている。
小口径スプールで回収がダルい程遅いってのも感じない。
何故ならギア比が4300ssより僅かに高くショートハンドルで素早く回せるので
シマノ2500番ノーマルギアと比べても遅いと感じない。
4300ssに唯一勝ってるのはストッパーの感触で550ssなんかと同じ構造だけど
ラチェットの山は4ヶ所、でもこれが絶妙な数でラインピックアップ全く妨げないし
即アワセでも支障は出ないしミノートウィッチでも問題ない。
ちょうど440ssを小さくした感覚
4300ssは他の4桁スピンフィッシャーと違う癖があって少し違和感があるのと対象的
4300ssが欧州物的な使用感にグネっとしたストッパーはあまり気持ちいいもんじゃない。
インスプールモデル、3桁や4桁スピンフィッシャー使ってて気色良いのはフッキングかました時に
ストッパーからガチン!て音がする点で最小の4200ssも同じ
4300ssだけガチン!がない。