ラインローラーなし

オートマット搭載機でもかなりの初期モデルになるようでこの個体はラインローラーじゃないタイプ。
それどころかガイドにもなってない。
この件は心配しておらず301のタングステンガイドよりむしろマシかとも思っている。
タングステンは錆に弱いから海水使用に不安があるしヴィンテージミッチェルの泣き所のひとつ、ベイルのメッキが剥げるってのがあるけど441はベイルワイヤはアルミか何かでメッキはない

他のところはメッキされてるけどラインに接触しない箇所だから問題なし。
ただしこんな仕様なので411のようにライン満タンに巻くのは厳しいかと。
60年代後期からのラインローラー付きベイル、ライントラブルに間違いなく効果がありぴょん吉や撚れををしごき出すのかかなりギリギリに糸巻いても10時間以上ノートラブル

タングステンガイドの301だと411ほど満タンは厳しく411の量ではぴょん吉を防ぎきれない。
この時期の411/410の完成度は高くて8枚ギア系で一番人に勧められる理由がここベイルの仕様ってのがある。
441の回転バランスは肥ってハイスピードになった割りに411より少しマシになってるが簡易ローターブレーキが完全なローターブレーキになってて301や411みたいな板になってない。

ローターブレーキが411と301より強くてミッチェル特有の軽いリターンが失われてる。
使い込まれたら軽くなるのを期待してるけどどうなるか…