ローターブレーキ

バス釣り、ソルトに関係なく近年の標準で嫌いな機能がサムバーとローターブレーキ。
サムバーは80年代後期から何処も標準化していてXLTで我慢していた経緯があるからまだ我慢が出来るが、
ローターブレーキ、特にシマノとリョービは許せない程強くて除去せずには使えない。
大森のマイコン、ダイワの初代セルテや最近のイグジストなんかは気にならない程弱くセッティングされてるから除去する必要も感じないがシマノは駄目。
過去のフィッシングサファリもこの辺が駄目だった。
特にシマノはステラでも露骨にベイルリターン阻止するようにされてて我慢ならない。
今の市場に出回ってる小中型スピニングリールで左投げ右巻きならローターブレーキは不要になる。
何故なら多少下手くそで荒っぽく投げようと構造的にベイル返りトラブルは発生しないから。

90年代の樹脂ボディ4桁スピンフィッシャーは小指でハンドル回してもベイルリターン出来る程だがその上でハンドルノブ重くしてもベイル返りトラブルは発生しない。
普通の右投げ左巻きの人だとかなり上手くないと駄目なセッティングでも左投げだと関係なくなる。
左投げだとキャスティング時のベイル返りトラブルが発生する力が逆方向に流れる為で、メーカーがもし完全にベイル返りトラブル根絶するならトリップ機構完全除去か逆方向に回転するローターに今と同じ位置にベイルトリップをもって行きそのうえでローターブレーキを付ければ根絶出来る。
左利きにはシマノのローターブレーキはいい迷惑で、
98ですらメーカーの営業が言うほど簡単にベイル機構死んだりしないしベイルワイヤ折れるにしても3年くらい使い込まないと折れる事はない。
ハンドルでベイル返すのを近年は矢鱈と嫌う傾向にあるが日本特有の非合理的精神の流れから来ている感じがするので不快でならない。
昔ペンの代理店の人から話を聞いたことがあるがアメリカでは少しでもベイルリターン軽くしろと要求されるに対して日本は重くしろと要求すると言っていた。
シマノもアメリカでもカタログに載るモデルならリターン軽めでローターブレーキを強くして対応って感じなのが2007年以後の流れなのは知っていた。
アルテグラ選ぶ前に同世代のツインパも候補に上がったもののグレード上げると複雑化してローターブレーキ除去が困難になるのは想像付いたので早々と落選した。
除去さえすれば快適に使用出来るのは知っていたからあえてダイワじゃなくシマノでローターブレーキ除去前提で中の下のアルテグラになった。
PE使用時は手でリターンやるほうがライントラブルさせにくいと言うが今のモデルならそう簡単にトラブル発生しないのは判ってるから遠慮なくハンドルでリターンしている。