ネチネチやるネタには

ソフトルアーによるバス釣りや根魚にはワンウェイクラッチ付きは害悪と感じない。
まあメリットも感じないけど巻物の時のような不快感は感じずとりあえず快適に釣りが出来る。
糸ふけを巻き取る感じでアプローチ終わったらさっさと回収だから回収時にラインピックアップの事が頭にあるため巻物の時みたいにルアーが水面下にあるまでアプローチ終わらないって感じではない。
ミノーやスプーン、バイブみたいな巻物の時にワンウェイクラッチ付きにストレスを感じるのはキャスティング直前の垂らし調整、ラインピックアップの動作を妨げるからで
全く逆転しないから必要に応じて態々ベイル起こしたりドラグ作動させて垂らし調整しないとならない。
ベイトキャスティングリールだとワンウェイクラッチ付いていてもこういう妨げは全く感じないからいいけどスピニングは事情が異なる。


Cardinal C-4、ミッチェル各機、スピンフィッシャーの700系、米国製時代のssシリーズならハンドル僅かに逆転させるだけで垂らし調整からラインピックアップに素早く移れる。
98シマノを導入したときこれが妨げられて面食らったし初代スラマー導入した時にもこれに悩まされて440ssの後継者にならなかった。
ワンウェイクラッチのような全く逆転しないのじゃなくてもスピンフィッシャーの社外パーツ、ラチェットの山を12に増やしたのでも同じような現象に見舞われたため直ぐに除去、純正品の6山に変更している。
中型以上のSSシリーズのラチェットの落とし所が8山のようでこれ以上増やしたらワンウェイクラッチ付きと変わらない。
その証拠にSSシリーズや往年の大森スピニング、ウォームギアのCardinalみたいなピニオンにストッパーが付いてるのは多くても8山で収まっている。
ドライブギア軸にストッパー付いてるのはほとんど12山だが大抵のモデルがピニオンに6山より大きく逆転するからラインピックアップの邪魔にならないw
手返しがあまり問われないネチネチしたソフトルアーの釣りだとラインピックアップや垂らし調整を素早く行う必要性が大きく低下するからワンウェイクラッチ式でも普通に釣りが出来る。
現状ではナイロン巻物ネタにはスピンフィッシャーやインスプールのラチェット式が担当、ソフトルアーやPEを使うバーチカルジギング等が近年のワンウェイクラッチ式と住み分けが成立している。