小型機と言っても
インスプールの308はガルシア時代では間違いなく最小モデルなんだけど
今の日本じゃシマノ換算2000番だから釣り堀に使うには少し大きめサイズになる。
2000番と言えば北海道やら海での局地を除く日本の標準的なサイズ。
コータックの5ftロッドのハンドルだと外見こそリールでっかちでかなりアンバランスにみえてしまうけど
実際は現場でも自宅でもバランスは極めて良好である。
理由はコマ&クーリーが往年の大森のタックルオート等の小型機種辺りを前提に設計されててそれと似通った重量&脚の長さだから。
外見だけならボワヴェール56UULの方がバランス良く見えるけど使用するとなるとどっちも同じ感じになる。
ガルシア時代の309は糸巻いた黒塗り金属製スプールであっても220gほどで大森のキャリアやタックルオートと
ほぼ同じだが、生産終了間際の308は240gあるからそれだとおそらく上手くバランスしない可能性はある。
90年代後半と思しきスキューバのスペリオールとガルシア時代の309は上手くバランスするし外見もよく合うけど
たぶんスペリオールが310ULに合わせて設計されてるからほぼ同じ重量のガルシア時代の309と帳尻が合うのかと推察。
竿側が受け入れの幅が広いと色々なモデルで楽しめるけどその幅が狭いモデルも多々あるもんでウエダはその辺が昔から弱い。
CGSの長いモデルなんて今と遜色ないほど軽いくせにバランス的に300gクラスのモデルを必要とする。
Fws−70Mも同じで60年代前半の301でもリールがやや軽い。
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