5000は中身は時々見放される事もあって比較的簡単に入手できた。
なにせ世間じゃ縛りプレイにしかならないと思われてるギア比
だから70年台中頃にコットンコーデルからハイギアセット売られてたくらい。
しかしこの低速こそがミソ
回収はクソほど怠くなるしピニオンギアの強度大幅に下がるけど
この遅さあってのショートジャーク
ピニオンギアのスペアももうすぐ到着するしさすがに2500c血統よりは
耐久性高いっぽいデザインだからあまり心配していない。
スペアのピニオンもスプール同様既定路線で5500c血統より決定的に劣る部分がピニオンギア
初代バンタムで一回、1500cで2回ピニオン飛ばしてるから最初からスペアを持つ。
この速度、近いのは経験があって面食らう事はないって思ってる
何しろ5000と5000cの速度はおおよそ1500cと同じだからで、
シーバスだけじゃなくナマズなんかにも良い。
ただし今の油脂系とナイロンの品質から調子乗ってぶっ飛ばすと
回収が更に糞ダルくなるw
構造上キャスティング性能そのものは既存の5500赤と同じだし
古いモデルだから飛ばないなんて無い。
軽いルアーに弱いだけで10g越えたルアーなら今でも充分通用するキャスト性能を持っている。
1954年の時点で常識的な重さのルアー使うかぎり
アンバサダーのキャスティング性能は完成の域に達しているってわけ
個体差による違和感は多少出るだろうけどしばらく粘着して使い倒せば
そんなもんすぐ消える。
無論ABUもキャスティング性能向上に心血注いでいてシャフトレスやら
マグネット、ブレーキ類の変更やら色々やっていて
レベルワインドに手を加えたりしてるんだけど
原点回帰でブレーキブロックを初代アンバサダーと同じ材質に戻したりで
結局5000の時点でベイトキャスティングリールに必要な性能に達してるのをABU自ら認めてる。