シーバスに合わないわけじゃないが

運河春秋ぬこ

2024年05月18日 00:04

シーバスに回してるのは全て丸型だけど
XLTがこの任に不向きなわけじゃない。




むしろクラシック丸型より向いてる面もあり、
フリッピング機構使えばテクトロも都合良いし、
シャッドラップSSR7まで落としても安定して投げれるし
重いルアーも4500cよりだいたい3mくらい飛距離伸びる。
12カルカッタには敵わないけど軽いルアーに強いし
状況次第でギア比高いモデルも出せる。



土砂降りでもマグだからがっつり浸水しても問題ない。

しかしXLT−Plusは高校合格祝に姉貴に買ってもらった個体で
汚い所で使うのは無し


そして丸型アンバサダーの3倍くらい整備の手間が掛かる。
更に塩害対策は丸型と大差無いレベル。
利点考えても整備の手間が掛かるからどうしても出したくない。
整備そのものは簡単なんだけど部品点数がかなり多くて面倒くさいから
海水どころか汽水域でもそんな気は起きない。
1000cから始まってウルトラマグ、そしてXLTって非丸型だけどフジのオフセットハンドル対応であって
ブランクスルー対応ではない。


丸型と高さ数mmしか違わないしパーミングした感触も似たレベル
非丸型にした理由ってスプールとレベルワインドの距離を確保するのが目的であって
ブランクスルーは想定外。
ABUがブランクスルー対応出したのは1985年秋発表の1020Plusから

80年代アンバサダーで港湾シーバスやりたきゃ良いシリーズがある
LITEシリーズで、ドライバー無しでスプールチェンジ出来ないけど今のシマノと自重変わらず
竿も今の竿で良いしベアリング全く無い遠心ブレーキのシンプルなのもあるし
マグネットもあるから雨天問題ないしハイギアもあるしフリッピング機構付いたモデルもあり
見た目より頑丈だしキャストも簡単、細かい仕様も非常に実用的。
そして完全にブランクスルー対応のシリーズでパーミングもしやすい。
これはアンバサダーとしては3番目。
1020シリーズ、820シリーズの次がLITEシリーズ
そして部品点数少なく整備性良好。

87年頃のスピードスプールやいすず製クワンタムを米国から追っ払いに掛かった感じの仕上がり

LITEシリーズは売れて10年近く生産され続けた。
売れ続けたから中古市場の弾数も多いので安価
更には改造するゆとりがあって自分色に染めやすい。
ただ樹脂製リールフットなので足の呪いがあり、そこが泣きどころ。
普通のフジシートなら大丈夫だがフォアグリップ回して装着するシートの一部は使えない事がある。






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